東京のおすすめ水族館2022(23区内)

東京の水族館2022

家族で出かけるのに手軽で満足できるイメージのある水族館。
2022年に来館した東京23区内の水族館を集めてみました。
屋内だから、暑さ寒さも気にせず雨の日も安心の水族館はおすすめですよ。
子供も水槽に集中してくれるので、親としてはすこし楽な気分になります。
ただ、急に走り出したりするので迷子にだけは要注意して下さいね。

綺麗で新しい水族館 すみだ水族館

すみだ水族館(ペンギン)

押上駅からすぐの「東京ソラマチ」5-6階にある水族館です。
東京ソラマチが案外広いので迷っても大丈夫なように時間に余裕を持って行動すると良いと思います。
ちなみに私は迷いました…

すみだ水族館は、2階構造の延床面積7,143m2 、サーカーコート(7,140㎡)ぐらいの大きさです。
ちょっとこじんまりとした印象の水族館ですが、中に入ると薄暗いフロアに絶妙なライティングで輝く大量のくらげがかなり綺麗です。
キラキラ光るクラゲ達を見ながら娘がキャーキャー言いながらはしゃいでおりました。
通路はそれほど広くはないのですが、2階層を使った構造が水槽の上部、下部を別々に見ることが出来るようになっていたり、岩の隙間から魚の生態を覗いているような展示がなかなか楽しませてくれます。
奥に進むと、広い吹き抜けのフロアがあり、むき出しのペンギン水槽が展示されています。
かなり大きな水槽で、上から岩場にいるペンギンをみることができ、下からは自由に泳いでるペンギン達の姿を真横から見ることができます。
右から左に猛スピードで泳ぐペンギンに子供たちが釘付けになっていました。
この水槽にはペンギンだけでなくオットセイも見ることができます。

特筆すべきは、このペンギン水槽のあるフロアに「ペンギンカフェ」が併設されており、アイスクリームを食べながらペンギン水槽をみることができます。
しかもこの「ペンギンカフェ」にはアルコールメニューがあります!
おおきなペンギン水槽をみながら、ソフトクリームを食べている娘の横で飲むビールが最高です。

このすみだ水族館は家族で来るのも良いのですが、カップルで来るのもおすすめな印象です。
全体的に落ち着いた綺麗な雰囲気が大人受けも良いんじゃないかなと思います。
ペンギン水槽をみているだけでも癒されるので、個人的に一人で来てペンギン水槽を眺めながら読書にふけるのも良いなと感じました。

この水族館は2回分の料金で買える年間パスポートがあります。いろいろな割引サービスもついていますので、気に入った方は購入するとお得です。

すみだ水族館

すみだ水族館

東京都墨田区押上一丁目1番2号
東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F
03-5619-1821(開館時間から18時まで)
https://www.sumida-aquarium.com/

古き良き葛西臨海水族園

葛西臨海水族園

葛西臨海公園駅から徒歩約5分。
江戸川区の葛西臨海公園内にある水族館で、開園は1989年、今年で33周年になる歴史ある水族館です。
延床面積14,772m2と広い敷地で、MoMA新館やGINZA SIXを手掛けた谷口吉生氏が設計したガラスドームが特徴的です。

この葛西臨海水族園ですが、新水族園建設の計画があり、2028年3月に新しくなるという計画があるそうです。
今後どうなるかはまだ詳しく決まってないようなので、気になる方は今のうちに来館しておくとよいかもしれません。

園内は、オーソドックスな展示で、親世代だと昔学生の時に見た懐かしさを感じるかもしれません。
見どころは、巨大なドーナツ型の大型水槽で多数のマグロが回遊する姿が見れます。
ただ、2014年にマグロが大量死したという事態があり、マグロの数は回復していますが、水槽面にぶつかり防止用のテープが貼ってあることがあります。
私が来館したときも貼ってありました…ちょっと残念ではありましたが、多数のマグロの回遊はかなり見応えがあります。

そして屋外には、岩場にプールといったシンプルな作りのかなり国内最大級という大きさのペンギン展示施設があります。
フンボルトペンギン、オウサマペンギン、イワトビペンギン、フェアリーペンギンの4種類のペンギンが合わせて100匹以上展示されていて、餌やりの時に飼育員さんの投げた餌に勢いよく群がるペンギン達は見応えがあります。

全体的に落ち着いた雰囲気の水族園なので、あまり気合をいれずに気軽に見に来るのが丁度いいんじゃないかなと思います。

葛西臨海水族園 ペンギン

葛西臨海水族園

東京都江戸川区臨海町6-2-3
03-3869-5152
https://www.tokyo-zoo.net/zoo/kasai/

個性豊かな水族館 しながわ水族館

しながわ水族館 いるか

しながわ水族館は、品川駅よりすこし先の京浜急行「大森海岸駅」から徒歩約8分、しながわ区民公園内にあります。
延床面積4,044㎡と意外と小スペースな水族館です。
今回紹介している中では一番小さな水族館になりますが…展示の仕方やショーなど見どころ沢山でその小ささを感じさせません。
記事にまとめるまで全然気が付きませんでした。

しながわ水族館は、1991年開館の31周年ということもあり、2027年にリニューアルオープンする方針だそうです。その際、現在おこなわれているイルカショーは廃止となるそうです。

さて、現在のしながわ水族館ですが、展示の仕方がユニークでなかなか面白い水族館です。
大きな木のオブジェの隙間に爬虫類がいたり、ジオラマ湾岸の海岸にいつもの魚がいたりとなんだか面白いです。
宝探し感覚で娘が生き物を探していました。
トンネル水槽があったり、アマゾンの熱帯雨林があったり、カワウソがいたり、クラゲがいたり、いろいろな展示があります。
アマゾンの熱帯雨林の水槽の脇に木のオブジェがあるのですが、この木がしゃべります…
おじさん声の木が地味にしゃべります…
なぜか娘がはまってしまい、ずっと木の前からはなれません。
おじさんが10数回なにかをつぶやいた後、ようやく満足したようで動いてくれました。
泣き出す子供もいるそうです。
出口付近には大きなサメ「シロワニ」のいる水槽があります。
野生だと3m超えるというシロワニはかなりでかいです。
そしてあまり動きません。
なんだか地味ですが、妙に見入ってしまう不思議な魅力があります。

そして、この水族館はショーが充実しています。
都内で初めて導入されたイルカショーは、歴史あるだけにイルカたちがジャンプする度に子供たちの歓声が上がるといった様に流石の安定感です。
イルカショーだけでなく、アシカ、アザラシのショーもあり、全部見て回ると時間が足りなく感じさせます。

小さいながらも盛りだくさんな水族館だなと思います。

しながわ水族館

しながわ水族館

東京都品川区勝島3-2-1
03-3762-3433
https://www.aquarium.gr.jp/

まだまだ回れてない都内の水族館がありますので、来館出来たら都度更新していきたいと思います。

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  • べっさん
  • PC、家電、ゲーム、キッズグッズ…買う前にまず調べる派の一児の父。
    本業のプログラマの傍ら家事をこなす器用貧乏。